地図でいうとこの位置になります。
駅からすぐなのでとても訪れやすいですが、この地下道、残念なことに2013年4月7日に閉鎖しています。
閉鎖前、3月末に私が訪れた時の写真を紹介していきます。
北から順番に見ていきます。
まずは北側入口。駅舎の一部のような状態になっています。
この階段を下りて行きます。
階段を下り切った場所。
あやせが二人登場した時の背景ですね。あやせの姿は妄想して見てください。
全然関係ないんですが、「ROBOTICS;NOTES」official applicationで昴と記念撮影してきたので載せておきます。
で、この背景、気になる所がありますね。
壁に何か、草的なものがたくさん描かれているのがわかります。
ところがこれ、草どころの話ではありません。
壁一面に絵画が描かれています。
初めて訪れた時、ここが本当に該当の場所なのか少し不安になりました。
ちなみに背景CGとして使われている構図ですが左右反転になっています。
次、あやせが実際にディソードを顕現してみせた構図。
このシーンでこの壁画が見えていたらさぞ締まりがなかったことでしょう。
続いて南出入口階段に行きます。
GCでは北出入口の左右反転使い回しになっていますが、
実際には北出入口とは違う形になっています。
下から階段を見上げていますが、上にはすぐには出口はなく、
踊り場があり、右に90度曲がって通路があることがわかると思います。
踊り場まで上ったところ。
上の写真で見えた右側にはまた階段があり、その上にまた踊り場らしきものがあります。
さて、この写真の右側の壁にプレートが貼ってあります。
「Shibuya ART Gallery 246」と書かれています。これがこの壁画の正体です。
これはなにものかというと、
渋谷桜丘周辺地区まちづくり協議会というところが発端の、
日本デザイナー学院の学生が壁画を描くというプロジェクト、らしい。
2007年3月に完成、14日に記念式典が行われるほどの渋谷区公認の作品。
なぜこのような企画がされたのか、という部分については、デリケートな事情があるようです。
気になる方は「渋谷アートギャラリー 246」でググってみてください。
さて、この壁画、実は地下道に留まりません。続きを見て行きます。
上の写真の奥の方にある人魚らしき女性の絵。
それを上まで上って右側から撮るとこうなります。
つまり踊り場と見せかけてもう外なのでした。
そして、出入口の両側にあるいわゆるストリートアートですが、
それらの下にはもともと「渋谷アートギャラリー 246」の作品が描かれていたらしいです。
左奥の水色部分やその下あたりの波線のような模様なんかは、
おそらくその作品の残った部分だと思います。
このあたりについてもデリケートっぽいので私の個人的な意見は控えます。
この出入口、引きで見てみるとおもしろいことがわかります。
では見てみましょう。
勘の良い人はこの雰囲気でわかると思います。
特に上で触れた、壁画の青・緑・黄の波線模様は見覚えがある人が多いと思うのですが。
上の写真では右側から見ていますが、次は左側から見てみます。
はい。このガード下、左右反転すると

このガード下です。
壁面のストリートアートがありませんが、取材時期にはまだ描かれていなかったのでしょう。
つまりCGに描かれている花の絵が元の「渋谷アートギャラリー 246」の作品ということですね。
他には出入口上に書かれた「横断地下道 入口」の文字が「一日利用 有料駐輪場」に書き換えられていますが、その他の部分はほとんど一致しています。
逆に、地下道内の壁面に既に描かれていたはずの絵はCGでは完全に抹消されていましたね。
やはりゲームのシーンの雰囲気と合わないからでしょう。
そしてこの南北の出入口、閉鎖から約1ヶ月後に見に行きました。
北出入口
南出入口
北口に貼られていたお知らせ。
入口が南向きの壁になるので地図の上が南になります。
格子で塞がれて完全に入れませんが、中にはまだあの空間が広がっているのかもしれません…。
ちょっと余談を。
拓巳がここに逃げて込んでくるまでの道程ですが、
@カフェ→宮下公園→GIGANTES(あやせと会う)→地下道
となっていますね。
これらの位置関係を地図に示すとこうなります。

@カフェ→宮下公園→GIGANTESまではわかるのですが、
そこから逃げ込んだ先が近場の地下道というのはどうなのかと。
しかもこのすぐ東には警察署があるのですよねw
灯台下暗しというやつでしょうか。
いやしかし優愛に見つかっていたしな……。
さらに余談。地図とは全く関係ありません。
この地下道でのイベント、拓巳の妄想によって二人目のあやせの服装が変わりますね。
その内、ポジティブ妄想では白い下着姿になります。
が、iOS版ではApple審査により下着姿がNG。
代わりになんと新規描き下ろしのミニスカメイド姿で現れます。
なんと嬉しい対応でしょう。規制も捨てた物ではないですね。
ということで、見たことのない、見てみたい方はiOS版CHAOS HEAD NOAHをプレイしてみてください。
第4章でのイベントなので、Lite版で途中まで購入するのも手だと思います。
また、確認はしていませんが、Android版でも見られるのではないでしょうか(ご存知の方いらしたら情報提供頂けるととても嬉しいです)。
もしくは、完全に“イラストだけ”を見たいという場合は、カオスヘッドのイラスト集「カオスヘッド コンプリート アートブック」でも見ることができます。
印刷物で解像度が高いのでより詳細に見られます。
横断地下道についてはこんなところです。
再開発工事で徐々に変わっていく渋谷、残されているものはできるだけ早い内に見ておきたいところです。