2014年3月30日日曜日

Roft

こずぴぃこと梢がお気に入りの場所、Roft。
あえて説明する必要もないでしょうが、モデルは西武のLoftです。
梢にとっては重要な場所であり、LCC梢ルートの最終地点でもありますね。

とはいえ、渋谷の街にあるただの店の一つ。……にしては実はけっこうCGが多いんですよねw
物語の進行に合わせてそれらを見てきたいと思います。

その前に一つ残念な注意点が。
このLoft、2012年9月に改装されています。
私は間に合わなかったので、改装後に位置を確認できた写真のみとなります。

渋谷という地は本当に斜面だらけで、このLoft入り口もかなり傾斜があります。
それに伴って入り口が地下1階と地上1階にあり独特。

上の明るいところが地上入口。したの暗いところが地下入口。

外観。ほぼそのままですね。

Loftといえば黄色に黒を乗せるのがイメージカラーだと思いますが、
改装してからは黒の方がメインの落ち着いた色に変わっています。

梢が拓巳を案内してエスカレーターに乗ります。
Loftさんのフロアマップをお借りして、黄色い印をつけてみました。

地下1階です。これから二人はエスカレーターを上がって行きますが、
このCGの場所、実際には1階から地下1階への下りエスカレーターです。

ちなみに上りエスカレーターはこんな様子。微妙な違いがおわかり頂けるだろうか。

次、拓巳と話している流れで梢がディソードを取り出すところ。

人に見えないからってこんな所でそんなでかいもの振り回さないでほしいなあ。
5階の上りエスカレーター前。左右反転です。


ここから階段に移動します。

というか人気のないところに行きたいなら最初から階段で上れよと思ったんですが。

壁の模様までまんまですね。もうここに座っているこずぴぃの姿が見えてきそうです。
ただし、6/5の文字表示がないのですが……

これについては、いつも大変お世話になっている方に情報提供いただきました。ありがとうございます。
Loftには西武百貨店B館に繋がる通路が4階と5階の間にあるのですが、ここの文字の雰囲気が一致。

ちなみに6階が最上階なのですが、こんな途切れ方をしています。
なんでこんな中途半端な切り方したんだろうw


最後にもう一つ。
Roftに入る前、拓巳がO-FRONTを見上げているとぶつかってきた3人のDQNに絡まれてフルボッコにされるシーン。
気がついた時にはDQNは倒れており、何故か梢がいるという。

その場所、手がかりがO-FRONTの近くということしかありませんが
梢が近くにいたというところに着目してLoft付近を探したら、ありました。

CGに書いてあるようなGod's judgementとかは残念ながら見当たりませんでした。

場所はここ。


2014年現在では再開発でいろいろな所が変わり始めている渋谷の中でも、ここはしばらく安泰なのではないかと思います。
こずぴぃクラスタは安心ですね。
そんな人はついでに尾道にも行ってみたらいいんじゃないかと思うよ…!

2014年3月29日土曜日

松濤公園

前記事に引き続き公園の話でも。

拓巳が登下校の時に通ったり朝ご飯を食べたりする公園です。
拓巳の言うとおり、渋谷の喧騒からかけ離れた憩いの場です。
渋谷のオアシスです。
センター街あたりに疲れた人は立ち寄ってみてください。



優愛にとっては重要な場所ですね。
優愛の怖ろしい正体が判明したところで体験版が終わったり、
らぶChu☆Chu!の最重要地点でもあります。

CG改変はほとんどありません。

公園の入口の方をぐるりと見回す時のCGでは、
入口向きのものと池向きのものが無理やりくっつけた感じになっているのが
唯一現実との違いですかね。

残念なのは、私が訪れた時には池の中の東屋?がなくなっていたことです。
このとおり、脚のみ残っている状況。
この公園、元は茶園だったそうで。この東屋らしきものはお茶の席だったのでしょうか。
実はこの公園、けっこうな歴史があるんですよね。

ゲーム中でも印象的な水車は現役で、快晴の日に回っているのを見ることができました。

池には鯉や鴨や亀がいてにぎやかです。

これまでは見たことがなかったのですが、
2014年3月に訪れた時には鳩もたくさん群れていました。
鳩以外の鳥も。名前はわからない。
拓巳のお決まりのベンチに座っていたら、ものすごい勢いで私のそばを横切りました。

池の周囲にはいくつもベンチがあります。拓巳いつものところから水車小屋を隔てた反対側にも。
池の向こうに優愛の幻を見るシーンがありますね。ここにも実際にベンチがあります。
遠くに小さく見える程度なのですが、わかるでしょうか。
向こう側から見た様子も並べておきます。
ゲームでは伝わらないんですがけっこう広いんですよね。

作中では全く触れられませんが、実は池の手前に遊具があります。
駅方面から来た場合には先にこの遊具広場、そして奥に池があるという配置になっています。

入口から。
昼間に行くとだいたい子供らがわいわい遊んでおります。和みます。

ベンチはちょっと形が違ったり。


さて、最初に書きましたが、ここは拓巳が登校時に通る場所ですよね。
作中で拓巳は「ここを斜めに横切ると、ほんの1分くらいだけどショートカットになるんだ。」 と言ってるわけなんですが。

Googleマップさんで松濤公園を囲ってみました。

松濤公園には正面入口の他に出入口が2ヵ所あるのですが、
全部東側にあるので、どうやったって斜めには横切れない。

仮に学校のある北側の出入口を使ったショートカットだったとしても、
実はここはけっこうな上り階段になっているので、なかなか体力を使います。


公園の周囲はかなり角度のある坂になっているので、
南側と北側ではすごい高低差があります。

水平にして撮った写真。公園横の道はこれくらいの坂になっています。

というわけで、あいかわらず拓巳のベースの位置は謎ですね……。


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2014.4.22 追記

とても大事な、そして残念なお知らせがありますのでその話を。
2014年4月21日に訪れたのですが、その前に訪れた3月22日には当然のようにあったベンチが取り外されていました。
ここの他にも2ヵ所なくなった形跡がありました。
この場所にこんな変化があるとは全く予想していなかったのでとってもショックだったのですが、仕方ありません。

この世のすべてのものは変化します。時間は有限です。
ここに限ったことではないですが、興味のある人は可能な限り早く訪れておくことをお勧めします。



以上、追記でした。


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2014.7.20 追記

再び見に行きました。
前回は完全に姿を消していた3つのベンチが、新しくなって帰ってきたようです。



とはいえ、以前からあったものがそのまま戻ってきたのではなく、新品のものと交換になったようです。
以前からある古いものと並んでいる所があるのでその様子を。



見るからに色が違うのがおわかりいただけるだろうか。
もしかするとただペンキを塗り直しただけかも……とも思ったのですが、



このように、角の部分も削れて丸くなったりしておらず、しっかりと角になってました。

というわけで、再び拓巳と同じ場所から公園を見ることはできるようになったものの、そのベンチ自体は拓巳の座っていたものではない、という少し悔しい結果になりました。

以上、追記でした。

2014年3月18日火曜日

宮下公園と第4弾

宮下公園といえば、あやせだと思います。

インターミッションでは闇の中でつぶやくように歌っていたり。

らぶChu☆Chu!ではルート分岐の重要な場所でもありますね。
あやせルートを回避すると見られるCGがありますが、
ロケーションは上の歌っている場所と全く同じ。ちょっと左を向いて斜めになっているだけ。
それにしてもバランス感覚よすぎだろ。高校の屋上でもそうだったけど、
一体どういう運動神経してるんだ。

実際には右の手摺が高かったり、高い木に遮られて景色がよく見えません。
歩道橋自体が曲がっていたりと、CGとはけっこう様子が違います。
初めて訪れた時はこの場所だと確信できませんでした。(夕方だったということもあり。)

場所はここ。


この公園、特徴的なのが高架上にあるということ。
アニメ版を注意深く見ていればわかることだったのかもしれませんが、
私は実際に現地を訪れるまでそのことを知りませんでしたw

上の写真と同じ場所の昼の様子です。歩道橋の先が同じ高さにある公園。
横に伸びる歩道橋の下に見えるのが道路、明治通りです。
作中で「明治通りにかかる歩道橋」と紹介されますが、
実際にはご覧のとおり明治通りとは平行に架かっています。
明治通りと垂直に架かる歩道橋は上の写真に映っている物と、南側にもう一つあります。

とはいえアニメ版ではこの左に映っている歩道橋の上で歌っていますね。
テキストからするとこっちの方が正解に。

時間帯が合ってませんが私も空を見上げてみました。

みやしたこうえんさんのサイトから地図をお借りします。
宮下公園を「みやしたこうえん」と表記しているのをよく見るのですが、
管理者を指す時はこちらの表記だったりするのでしょうか??
と思って調べたら、愛称だということでした。

右が北、原宿方面。左が南、渋谷駅方面。
南北に長い公園は、橋を渡して大きく二つに分かれています。

橋の下は道路、公園自体の下は駐車場になっています。
上で紹介した歩道橋は、『原宿→』と書かれている所の上の、一番右の細い物になります。

公園にはスケート場、クライミングウォール、フットサル場があり、
若者が運動をする場所という印象。
アニメ版に出てきたようなブランコなどのいわゆる幼児向け遊具は
2011年に整備があり、その際に撤去されたらしいです。

クライミングウォール。

スケート場はけっこう広いです。

アニメ版でホームレスたちが座っていた動物の置物は、
位置が移動されていて1ヵ所に集結しています。

拓巳が優愛に追われて逃げてきたあたりは北のフットサル場B前。
時計の右にニュージェネ第一弾のコーネリアスタワーことセルリアンタワーが見えますね。

ただしあやせがサッカーやろうぜ!と言い出した時に使ったのは
南側フットサル場Aなので、ご注意を。
ここであやせとサッカーしてみたいものですね。
ですがこのフットサル場を利用できるのは、
渋谷区に在住または通勤・通学している人のみで10人以上からなのだとか。
5pb.は当時から渋谷区にあったので利用可能だったのだろうか?
とゆうか普通に取材に応じてくれただけか?


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さて。 過去記事横断地下道にも書きましたが、
拓巳が優愛に追われて@カフェから逃げる時、不思議な経路を通る件。
アニメ版では更に詳細になっているので足跡を追ってみました。
順番に見ていきたいと思います。
まあ、現実との矛盾はアニメあるあるですね。

まずは@カフェから宮下公園へ。
お馴染み「質」の看板が目立ちすぎるセンター街を抜け、


北フットサル場前。ゲーム版でも宮下公園のメインビジュアルの所。

ネガティブ妄想に突入。警察から逃げるように北へ歩く。
ここでちょっと地図を並べてみますよ。
ここで遊具がたくさん見えますね。
ここは今では何もないただの広場になっています…。

歩道橋横の階段を下ります。

左には高い壁ができてしまって景色がよく見えません…。
向こう側の歩道橋は何故か折り返し型に改変されていますね。


そして、明治通りと思われる歩道を駆け抜けて、からの…


再び宮下公園へ繋がる歩道橋を駆け上がるw
せっかくなので駆け上がるシーンの下から上まで繋げてみましたよ。
もしかすると駅近くの歩道橋なんじゃないか?とも思いましたが
どう見ても宮下公園直結歩道橋でした。

そしてたどり着いたのがGIGANTES。
北にある宮下公園から来ましたが…ここへは道の南側からフレームイン!

ゲーム版では左右反転してますがアニメ版は現実に近いんですよね。

この後、FESに連れられてガード下を通り、


本来ガード下に入り口があるのでこんな場所ではないのですが。

ちなみにこことはまったく違う場所の地下道だと似たような出入口もありました。
ただ、周囲の様子まで一致しているような場所は見つけられませんでした。

地下道に到達。拓巳、お疲れ様でした。




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さて、せっかくなのでここからは科学ADV第4弾のCHAOS;CHILDについてもちょっと触れたいと思います。
発売まで情報は一切知りたくない、という方はここまでで。


行間空けます。読みたい方はスクロールを。


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渋谷大地震から6年後のCHAOS;CHILDでは、宮下公園は被災者の避難所になっているそうで、
主人公の拓留はそこで暮らしているんだとか。
公園下の駐車場が屋根付きなので仮に住むのには適しているのかもしれないですね。

さて、こちらのファミ通様の記事の画像をご覧下さい。
文字ではどことは書かれていませんが、
CHAOS;HEADのせいで渋谷に少し詳しくなった私も一目でわかるようになっていました。

どう見ても宮下公園です。本当にありがとうございました。

ちなみにフェンスの「落書き禁止」看板が無いように見えますが、
これは上の写真の右端に見切れているやつになります。
そこだけ別で撮ったので載せますね。

すごい再現率です。特にSMALLみたいに見える文字とか。

場所はここ。渋谷駅北のガード下の右の道を北に上った「のんべい横丁」を抜けた先、宮下公園南端の階段下。



「のんべい横」丁は提灯が下がっているのですぐに見つけられます。親切です。


確定はできませんが、拓留が住んでいるキャンピングカーというのが
ファミ通様記事のCGで後ろに少し見える車なのではないでしょうか。これは完全に予想ですが。
とすると、拓留は宮下公園の中でも最も駅近に住んでいるということに。いい立地だなあ。

キャンピングカーらしき所から階段を上がらずにバイク駐輪場の方へ行くと、
ホームレスさんの住居が軒を連ねて長屋状態。
てかこれ立派な“ホーム"じゃね?
こうして実際に住む所を失った人が集まる場所を、被災者の仮住居に選んだと考えると、
納得感というか……いろいろ思う所があります。


宮下公園の他にも、CHAOS;HEADでお馴染みの場所が違う姿で登場するかもしれませんね。
拓巳が戦ったプラネタリウムのあった東急文化会館も、堂々とヒカリエに建て替わっていますし。

6年後とはいえ、復興が目覚しいし駅周辺。
その一方で、未だ新たな居住地を手にしていない被災者がいるというのも事実。

ということで、CHAOS;CHILDの発売がとても待ち遠しいです。