2016年9月20日火曜日

瀬戸内海を見渡せる街・尾道


瀬戸内海を見渡せる山裾に建つ家の庭。

梢の出身地について、作中では具体的な地名は出てこないが
インタビューや様々な場で広島県尾道市であることが明かされている。



一口に尾道市と言っても、範囲は上のとおり。
広島県の南東側に位置し、内陸から海の向こうの小さな島まで広がっている。

折原家の位置だが、CGから推測できる場所はほぼ絞られる。
中央の河のように細くなっている海と上の大きな橋。
この形に合う地形というと、尾道水道とその上に架かる新尾道大橋くらいしかない。


この大きな河のような海が尾道水道。右側のしまなみ海道が新尾道大橋だ。

尾道水道のうねりを貫く方角へ視線を延ばすと千光寺公園と書かれている所にぶつかる。
千光寺とは「大宝山権現院・千光寺」といって山の上に建つ寺院である。
つまり“尾道水道を見渡せる山”である。


この千光寺、そして麓までの一帯は観光名所となっている。
「古寺めぐりコース」「文学のこみち」「猫の細道」など山道を楽しませるものから
頂上の展望台まで数分で辿り着ける「千光寺ロープウェイ」まである。



尾道観光協会さんの「おのなび」から地図を拝借。
「古寺めぐりコース」ができるのも納得の寺の数。
これだけ寺があればハムポンポンも浮かばれるだろうよ。

この地図を見ておわかりだろうが、観光スポットは山の南東方面に集中している。
つまり新尾道大橋が眺望できる場所を訪れるとなると、否応なく観光客の群れに揉まれることになる。


私が初見で麓から頂上まで登ったルートはだいたい下のような感じである。
バッチリ観光ルートを通っている。



地図では雰囲気が伝わらないので、麓に近い辺りから上を見上げた一枚を。



民家と木々が交互に迫り上がっていくような街並み。
折原家からは瀬戸内海が見渡せるということだが、民家の庭先から海を見ようとしてもすぐ下の家に阻まれて見えないということも多々ある。

それに庭と言っても



勾配がきついため、こんなちょっとした面積の庭しか設けられないお宅がほとんど。
折原家のような広さのある庭はなかなか無い。

結局、海がよく見える所まで登ろうとすると、民家がほとんど見当たらない千光寺の敷地付近まで登ってしまうことになる。

家屋や木々に阻まれ続けていた道に、ようやく開けた場所が見つかり、海の方を向くと壮観な風景が広がっていた。



ようやく目的の場所に近づいた感じがした。


ここからもう少し階段を上った所に、広いスペースのある公園があった。
「共楽園」というそう。



中央に鎮座する電柱が非常に邪魔であるが、広々としたスペースは折原家の庭を思わせる雰囲気があった。
ちなみに前述のとおり一般家屋は麓付近にしか無く、この高さまで来るとほぼ皆無である。


ここより上に行くといよいよ千光寺本堂と展望台くらいしか無い。

千光寺の敷地に入ると、きちんと整備された平らな地面が広がり、一気に歩きやすくなる。
観光客は「小さな田舎町を楽しむ人」から「仏のご利益を受けたい人」に移り変わる。
人工物も、自然に馴染む情緒あるものからいかにも観光地らしいものへと変わる。
せっかくの絶景ポイントもご覧の有様である。



千光寺を通ってから頂上までの道は山の南側にあるので、新尾道大橋が見えない位置に移動することになる。
つまりこれより上は頂上付近まで景色を確認できる場所は無いのだ。


というわけで、頂上展望台。



さすがに良い眺めである。
ただ、CGの画角とまだ微妙に違っていた。
もう少し右下から撮りたい、というところだ。


と、今これを書きながら思ったのだが、
写真中央下にあるロープウェイ乗り場、
あのあたりから撮るとちょうどよかったのか?

ちなみにロープウェイ乗り場の左にある、屋根にくっついた道から風景を見るとこうなった。



これは完全にNGだ。


……等、思うところは多い。
結果としては、100点満点では無かったが、個人的に「共楽園」の雰囲気が気に入り、自分の心の中ではあそこがこずぴぃの家でいいよという気持ちだ。

そして間違いなく言えることは、あの風景が観られる場所は“山裾に建つ家”ではないということだw


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後日、余談など追記する予定です。


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2016.9.25 追記

「共楽園」についてもう少し詳しく。
山道を登り始めてから山頂に着くまでの道程のちょうど中間にくらいに位置していた。



だが実際のところ、初めから目指して登ると実はさほど遠くはない。
平坦な地上の一番近い登り口からほぼ一色線の階段があり、ゆっくり上っても10程度で着いてしまった。



この公園、写真ではわかりにくいかもしれないが、本当に広い。
それまでの細く曲がりくねった山道が嘘のよう。


ここより下に「猫の細道」というものができるくらい猫に縁があるようだが、実際、野良猫らしきものが数匹おり、ベンチの上や下を自由に陣取っていた。

早朝に訪れた際には犬の散歩をしてい地元の方が挨拶してくれた。
観光地である以前に住民から親しまれているようだ。



前日からの曇り空だったがなかなかな朝焼けが拝めた。



さて、話を折原家の庭に移そう。
地面の雰囲気は前述の通り「共楽園」の雰囲気が良いという感じだったが、その他の部分についていうと全く収穫は得られなかった。

まず、庭のブロック塀。
どこででも見かけそうな穴の空いたブロック塀だが、このあたりの民家ではそういうタイプのものはほとんど見つからなかった。



かろうじてこんなのが見つかった。山の南側にあり、当該の尾道水道は見えない位置にあるお宅だ。
敷地内の焼却炉に至ってはその姿形は全く見られなかった。


折原家の住宅についても良い結果は全く得られなかった。
“築50年以上が経っている木造の家は、昼間だと言うのに薄暗く、縁側の奥はよく見えない。”
という折原家。
古い日本家屋にはよくあるイメージの、庭に面した縁側。
再三になるが、そんな優雅な面積のとり方をできているお宅はほとんどない。



木造丸出しな家屋自体、それほどない。 あってもやはり、縁側などないのが現実だった。

梢の地元シーンにおけるCGについて、尾道出身である原画家の松尾氏が資料提供されてらしいが、その写真自体いつ撮られたものなのか不明なので時代感は合っていないのかもしれない。



更に余談。

梢が自宅の焼却炉で燃やした、地元高校の教科書や制服。
尾道の高校の制服をググったところ、印象としては「尾道北高校」「と尾道東高校」の制服のイメージが近かった。
実際、どんな制服かということだが、
セーラー服に対して熱い想いをお持ちのサイト、20世紀制服保護協議会さんがイラスト付きで北高東高、それぞれ紹介されているのでご参照あれ。
いやほんと素晴らしい。愛する物への熱意が素晴らしい。

で、北高、東高どっちなんだという話だが、
猫ギターの教育論さんのこちらの記事に面白い話が書かれている。
掻い摘んで要約すると、
学力は北高>東高
ということになっているらしい。
では梢の学力は、というと、
作中では具体的に明瞭化されていないものの、きっとおそらく、東高なのだろうなと。

ということで、東高へ行ってきた。



ここで梢が1年以上過ごし、そしてあの事件が起きたのか、などと妄想に耽る。

この日は日曜日だったにもかかわらず、登校する学生がけっこういた。
勉強熱心なのか、部活動なのか。



いつもならこんなに情報が不確定な時点で記事にすることはないのだが、ここは広島県尾道市、私がいつもの東京のようにはしょっちゅう訪れられない場所である。
またいつか訪れられればと思いつつも、いずれともしれないので、このような形でまとめさせていただいた。




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2018.11.13 追記

こずぴぃの誕生日なので何か、とふと思い、
旅行時のツイートをまとめてみた。

2016年5月14日土曜日

ニュージェネレーションの狂気

略して「ニュージェネ」。
最終的には「乳毛」にまで縮められてしまう。

元々は「集団ダイブ」「妊娠男」の2つの総称だったが、最終的に7つの事件に。

乳毛その1@集団ダイブ ノノノ---(o||||||´▽`)oノ
乳毛その2@妊娠男 \(||`□´||;;\)
乳毛その3@張り付け †|†|(@□@)|†|†
乳毛その4@ヴァンパイ屋ξ--(; ̄ξ ̄;)---ξ
乳毛その5@ノータリン へ(´ρ`)ノ~
乳毛その6@美味い手 Ψ(Q^; )Ψ
乳毛その7@DQNパズル (゚∀。)ノ・ω・)ノA` )ノ

@ちゃんねるで騒ぎ立てられたこの事件、警察では

『コーネリアスタワー集団投身自殺事件』
『渋谷駅ガード下大学生・胎児殺人事件』
『円山町張り付け殺人事件』
『井乃頭線渋谷駅トイレ殺人事件』

とちゃんと名前がつけられている。

ちなみに、“ニュージェネ・オカルト派”によると
集団ダイブの1ヶ月前に発生した、震度3のわりに8人という
異常な数の死者を出した地震を第1の事件とカウントするらしい。
この地震というのがいわずもがな、ファーストメルトなわけだから
あながち間違っちゃいないというのが怖ろしい。


さて、それではそれぞれの事件をひとつずつ詳細に見ていこう。



1@集団ダイブ ノノノ---(o||||||´▽`)oノ


9月7日深夜11時半頃、渋谷コーネリアスタワーの屋上ヘリポートから高校生男女5人が墜落。
被害者の爪の間に肉片が残っており、また引っかき傷も見つかった事から、
5人は手を繋いだまま飛び降りたと推測される。
ファンタズムでいう“Fly and cross”ですね。
被害者の中に楠美愛がいるということで重要な事件だ。

コーネリアスタワーは、渋谷駅から南西の方角にある
地上184mの高層ビル、「セルリアンタワー」。
セルリアンがどうしてコーネリアスになったのかは不明。
ceruleanとcorneliusが似ているから?と考えたこともあるが
知っている方いらっしゃったら教えていただきたい。


さて、上の画像、被害者が墜落した場所の様子だが、始めの頃、私は

† なぜ俯瞰?
† 左下の白いでかいモニュメントみたいな物は何?

という疑問を持っていた。
俯瞰についてはなんとなく航空写真のようなイメージを持っていた。
だが現地に行って解決した。

セルリアンタワーはこんな外観なのだが



地上部分を見るとこう。



おわかりいただけるだろうか。
2階までがデッキのようになっているのだ。
この2階デッキが事件写真の撮影場所ということになる。

そこから地上を見下ろした風景がこう。



ここに来て初めてわかったんですよ。
「左下の白いでかいモニュメントだと思っていたものはデッキの柱だった」
って。

つまりこういうことだ。



でもそれだけじゃ全容は解決しなかった。
むしろ現場で謎が増えた。
デッキの形と照明(薄水色の三角柱)の位置が合わない。

現実には道路と平行に照明が並んでいるのだが、CGでは歩道と照明が垂直のように見える。
照明に合わせた視点にするとこんな感じだ。



ちなみに現場を地上から見るとこんな感じ。



地面の模様なんかを見ると、CGでは左右反転していることがわかる。

つまりCHAOS;HEADの得意なヤツ、
妄想の力で空間を歪ませたんですね。



2@妊娠男 \(||`□´||;;\)


9月19日早朝5時頃、渋谷駅ガード下付近で血まみれの男性の遺体が発見された。
被害者は渋谷区在住の大学3年生、近衛千鶴男(21)。
死亡推定時刻は同日午前1時頃。
第一発見者は近くのカラオケ店の店員ということだが、
渋谷駅周辺にカラオケ店なんていくらでもあるので何処の店員かは不明だ。

この事件の特徴は、被害者の腹部が不自然に大きく膨れ上がっていた事。
遺体の胃の中には、だいたい32週目ほどの胎児が詰め込まれていた。
DNA鑑定では2人の被害者に血縁関係は無し。
大学生の血液型はA型、胎児の血液型はB型だ。

この事件、真相を知るとニュージェネの中で最も凄惨な事件だと思う。


さて、現場は「渋谷駅ガード下」ということだが、
渋谷駅は高架が南北にかかっており「ガード下」と呼べる場所は南北に2ヵ所ある。
それぞれの道路に歩道が2つずつあるのだから、現場となりうる道は4本あることになる。

それぞれの歩道を撮ってきてみた。


左が北側道路北歩道、右が南側道路南歩道という順に並べた。

現場CGには地面にタイルのような特徴的な模様は無く、右下にあるダンボールのようなものが積まれている。
ここから察するに、現場は4つの歩道のうち唯一店が面していない、
ホームレスさんが軒を連ねる南側ガード下の北側歩道だろうと踏んでいた。
Bルートのニュージェネ追体験ツアーで被害者が拉致された場所が玉川通りだったことも理由として挙げられる。

だが、後のCHAOS;CHILDでは
上の地図のとおり、駅の北側のガード下が事件現場として記されていた。
明確な特徴もない現場CGなので、まあ何ともいえない感じである。



3@張り付け †|†|(@□@)|†|†


この事件は拓巳が実際に遭遇したということで印象強い人も多いのではないだろうか。

9月29日、円山町で現場近くのアパートに住む男性が遺体を発見。
同日21時過ぎから21時半頃まで“杭を打ちつけるかのような音”が鳴り続けていた。
ちなみに拓巳のネット情報によると20時半頃となっている。
その時間は被害者の死亡推定時刻と一致。
死因は絞殺。つまり窒息死ですね。

被害者は都東大学教授の太田久(56)。
事件以前、テレビでGEレートの講義を行い
渋谷のGEレートが半年前から急上昇していると言及していたそうだ。

この事件の特徴は、遺体が10本程度の釘を使って壁に張り付けにされていた事。
マスコミでは“張り付け・血の惨劇”と謳われているそうだが
釘はほとんどが衣服を貫通しているのみで遺体に外傷はほぼ無い。

張り付けに使われた釘はドイツのクロイツナーゲル社の製品で、十字架のような形をしているのが特徴。
このことから、警察では宗教的な側面からも捜査していたということでした実際宗教がらみでしたね。

この事件のみ、容疑者が報道された。
無職、小前田新悟(25)。
容疑者は、
「交際している女性が、太田さんにしつこく付け回され、カッとなって首を締めた。
しかしゾンビだったため死なず、張り付けにして動きを止めた」
などと意味不明な供述をしており(ry

ちなみに警察によると、容疑者には交際している女性はおらず薬物摂取の疑いもあるとみているそうだ。
妄想の力ってすごいね、怖いね!


この場所、◯◯駅というように具体的な施設名が無いこともあり、探すのに最も時間がかかった。
というか一時期、わけあって円山神泉付近を避けていたんですよ
渋谷を歩き回るようになって1年以上経ってからようやく発見。
もしや実在しないのではと思っていた事もあり、偶然見つけた時には
若干震えたし涙目になったw

作中で説明されているとおり“円山町の狭い路地裏”としか言いようのない場所。
頼みの綱であるGoogleストリートビューも届かない場所ですよ。



ゲーム中では現場は袋小路のように見えるが
実は右に道が続いている。


昼の写真しかなかったスマン。

更に、その奥は左に道が続いている。細いM字の路地になっているのだ。
その左の道を進むと広い道に抜けることができる。
抜けてから元来た道を振り返るとこうなる。



おわかりいただけるかな。
拓巳が現場に入る前に見た、いつもよく通る路地だ。
こうしてみると位置関係がおかしいのだが、
まあ“抽象的な円山町のイメージ”として考えるといいと思う。
駅付近でFESと一緒に逃げる時に出たくらいだしな。


ちなみにカオチャではいろいろ間違った情報が公開されている。
概要に書かれていることが事実と一致しないのだが、一般人がマスコミから得た情報なので操作されているのかもしれない。
また、現場の位置も一致しないのだが制作スタッフによるプレイヤーへの撹乱なのかもしれない…。







乳毛その4@ヴァンパイ屋ξ--(; ̄ξ ̄;)---ξ


10月10日午前5時半頃、井乃頭線渋谷駅のトイレで遺体が発見された。
第一発見者は駅員。
死亡推定時刻は前日の午前10時から午後6時の間。
遺体は血液がすべて抜かれており、ミイラのような状態になっていたとのこと。

被害者の身元は不明。
だが、被害者のモデルはプロデューサーの松原氏だそうだw

この事件、なにより特徴的なのが遺体発見の15分ほど前に、タブオクで出品されていたということ。
商品名は「B型の血液が不足しています!」
拓巳が数日前に駅前で受け取った、献血の広告のポケットティッシュに書かれていた文と同じ内容だ。

さらに、現場に残されていたメッセージからその目、だれの目?が世間に知られるように。


ニュージェネの中でもかなり場所がわかりやすい事件。
言うまでもなく、井乃頭線とは「井の頭線」のことである。
既に渋谷駅構内で紹介しているが、井の頭線渋谷駅の中央改札口を抜けてすぐ左にあるトイレが現場である。

遺体の発見は午前5時半頃ということだが、井の頭線の始発は午前5時である。(2016年5月現在)
発見された当日に遺体が現場に運ばれたのだとすると、もっと早い時間に運ばなければならないのだが、
当然、駅の敷地は深夜は侵入禁止であり、午前4時半頃にはこのようにシャッターが閉まっていた。



そして営業開始時刻、シャッターが開くとともに全ての入口から大量に雪崩れ込む人、人、人
(写真を撮らなかったのが悔やまれる)
とてもこっそり遺体を運び込める状況ではない。

前日の夜という可能性も考えられるが、終電の近い時間でもそれなりに人はたくさんいるし、
トイレの中も警備員が立ち寄るのでデカい不審物は置いておけない。
まあおそらく、他の事件と同様に便利な道具で簡単にやってのけたのだろう。



乳毛その5@ノータリン へ(´ρ`)ノ~


10月23日未明、倒れている男性の遺体が発見された。
被害者は頭蓋骨を切断され、脳が取り除かれていた。
死因は栄養失調による衰弱死。

被害者は精神科医の高科史男(41)。
拓巳が幼い頃に入院していたAH東京総合病院の主治医ですね。

高科先生は10月10日から仕事を休んでいたということで、
実際に犯行が行われたのは遺体発見より数日前であると推測できる。

上の画像はゲーム中では使用されておらず、ノータリンを象徴するグラフィックは登場しない。
にもかかわらず、アニメ版ではまさかの犯行シーン上映会。挑戦的ですね。




この事件、ニュージェネの中で一番酷いですよ。
遺体発見現場、“渋谷区の路上”ですからw
ニュージェネも続けば続くほど雑になっていく。

唯一の手がかりはCHAOS;CHILDにおける地図。
地図に記された場所はなんと



ま さ か の 地 図 外 。

まあ高科先生の生活圏であるAH東京総合病院が
はるか北の代々木駅付近であることを考えると仕方が無いのかもしれない。

いちおう、ここからわかる位置関係をもとに推測したのが上の地図に示した地点である。
現場に行ってみたが、山手線の上に架かる橋というだけで特に何もない。(というかそもそも何の情報がないのでどうしようもない)



ちなみにここからでもコーネリアスタワーことセルリアンタワーはばっちり見える。



乳毛その6@美味い手 Ψ(Q^; )Ψ


10月28日午後8時頃、渋谷川で女性の変死体が発見された。
被害者は江戸川区在住の十勝彩美(27)。
被害者は右手の肉が削り取られて骨が露出しており、胃の中から人間の肉が見つかったことから
自らの右手を噛み千切って食べたと思われる。
また、足首を紐で縛られていたとのこと。

死因は骨を喉に詰まらせたことによる窒息死。
ノータリンに続き、事件の凄まじさのわりにあっさりとした死因なのがかえって怖ろしい。


渋谷川と明言されているし、事件当時の背景CGが駅南ガード下なので場所は明白。
CHAOS;CHILDにおいても同様で、駅南の稲荷橋付近となっている。
ちなみにこのあたりはファンタズムの聖地GIGANTESこと「GIG-ANTIC」を訪れる際に通過するであろう場所でもある。


乳毛その7@DQNパズル (゚∀。)ノ・ω・)ノA` )ノ


11月4日午前4時50分頃、渋谷区の線路沿いで、男性3人の遺体が鉄柱に吊り下げられていた。
第一発見者は新聞販売員の男性。
遺体は胴体が引きちぎられ、上半身と下半身が別々に入れ替えてテグスで縫合されており、
額にはそれぞれ「D」「Q」「N」の文字が刻まれていた。

被害者は藤田耕平(無職)、安沢三郎(大学生)、鷹木了(とび職)。
いかにもDQNです!っていう職業設定ですね。
いわずもがな、拓巳にいちゃもんつけてボコってきた金髪、銀髪、赤髪の3人です。

場所は線路沿いということだが、鉄塔のデザインと
CHAOS;CHILDの地図からすると、東急東横線の線路と推測される。
現在は廃線になってしまったため現地での確認はできないが
Googleストリートビューではいちおうこのような感じで見ることができる。



不明瞭な部分も多いが、以上がニュージェネ現場の位置だ。
アホみたいに狂った連続殺人がいかに狭い範囲で起こっているかがわかる。
まあ一部の実際の犯行場所ははるか北の代々木だったりもするが。

ちなみに、事件日時の曜日はあえて表記していない。
曜日を元に拓巳の行動と並べて見たりもできるが(登校日とかとな)
CHAOS;HEADで曜日を扱うと面倒くさいことになる。
元々CHAOS;HEADは2008年の設定で作られているからだ。
後の作品の都合で2009年といわれるようになったようだが
CHAOS;CHILDとかと比較して楽しむ場合には
CHAOS;HEADの内容を糞真面目に咀嚼すべきではないだろう。

2016年5月12日木曜日

拓巳の放課後の機動力

センター街からの拓巳の帰路で拓巳のセンター街での動きに触れたが、
もっと広範囲で拓巳の動きを見ていきたいと思う。


結論からいうと、引きこもり気味のオタにしてはよく歩くなあという話。


第1章の月曜日、放課後に@カフェから帰宅する道程。
まあ、学校から@カフェに行ってる時点でかなり機動力がありますがね。


前述の記事で触れているとおり、@カフェは「B@gus渋谷センター街店」。
拓巳はここからセンター街を離れ、
憩いの場であるまんがだらけかアニメエイトに行くことを検討する。


拓巳はアニメエイトを選ぶが一応、まんがだらけはここ。



センター街のすぐ横。というかセンター街の一部と言っていいような所。
駅寄りの地区ほどには人は多くない通りだが、DQNから離れたいと思うにはちょっと微妙な立地だ。


片や拓巳が向かったアニメエイトはここ。



桜丘町。カオヘではあまり馴染みが無いですね!
余談だが、モモちゃんこと百瀬が運営するフリージアが
桜丘町にあることがカオチャで明らかになっている。



アニメエイトを出た拓巳は、ベースに帰るときに使っているという円山町の路地を通り、
その途中でニュージェネ第3の事件である“張り付け”に遭遇することに。


と、これまでの場所を整理するとこう。


細かな順路はあくまで憶測だ。気にするな。

な、機動力高いだろ?
しかも途中の桜丘町はけっこう傾斜がきつかったりするし。
あ、途中でコーネリアスタワーの側を通ることにしてしまったが封鎖されていたりしないだろうか?


生きがいであるオタ趣味のためとはいえ
思いのほか歩き回りまくっているな。