2014年7月6日日曜日

ラブホ街

タイトルからいきなり不穏ですね。

ストーリー上はまったく重要性がないラブホ街。冒頭で拓巳が自己紹介するあたりにちょっと話が出てくるくらいでしょうか。

そんなラブホ街のCG。


わりとどうでもいい場所ですが、このCG、思いの外複雑な事になっています。


まず、渋谷のラブホ街はこれくらいの範囲に渡っている、というのが一目で分かる
素晴らしい画像が渋谷ホテルマップさんにあるので、拝借します。
ラブホ情報サイトなんで未成年の方は閲覧注意でお願いします。
あと情報が古いので普通にホテルを探す目的で閲覧する場合も注意。



ピンク色の部分がラブホのあるエリアです。
これは拓巳が「恋愛資本主義者が集まるこんな街」と表現するのも納得。


これを踏まえた上でCGについて細かく見ていきます。
ただし、未だわからない箇所もあるので現在判明している部分のみについての話になります。


では画面左から。
便宜上I.としておきます。

このCGのメインビジュアルと言っていいでしょう。
縦に3つ並んだオレンジと緑の看板、黒地にピンクの文字の看板が特徴的だと思います。
左の「fresh」と書いてある看板は私が訪れたときには見当たらなかったのですが、ストリートビューでは見つけられました。実際には「refresh」でしたが。

ちなみにこの場所、私が初めての渋谷聖地巡礼を決意したとき、下調べのためにGoogleマップさんで当てずっぽうにストリートビューしたら一発で見つけた思い出深い第一発見スポットです。


II.奥。道の突き当たり。

赤い看板のAVANTEさんを中心に、左右の建物もここの風景になっています(左が見辛くて申し訳ない)。
上のI.の道を奥に進み、突き当たりを右に向くとここになります。

ちなみにこの場所、ラブホ街の話の直前に出てくる「神泉町は、小さな坂が多いから疲れるし。」のCGのモデルでもあります。

ちょっと角度を変えるとぴったり。
左奥にある風景はラブホ街で使用してしまったためすり替えられているようで、ここがどこかは私には分かっていません。
右奥に見える高いビル、コーネリアスタワーも大まかな位置関係は合っているものの、
実際にこの場所からセルリアンタワーが見えたことはありません。
神泉として登場する場所でここの他にもうひとつ全然神泉じゃないCGがあるのですが、なんで神泉はこんなにも歪められているんだろうか…。


III.右手前。

エルメさん。ちょうどいい角度の写真を撮っていなかったので、看板のみの写真で。申し訳ない。
CGのような店先の看板は私が訪れた時点では設置されていなかったのですが、先ほどの情報サイトさんに載っている写真では同じような看板が見られます。興味ある方はどうぞ。

ちなみにこのお店、現在ではデザインがリニューアルされ、まったく違った印象になってしまっています。

この写真は2014/4/20に撮ったもの。
以前の看板を最後に撮ったのが2013/3/30で、それ以降も何度か見た気はするのですが……いつ変わったのかはわかりません…。


IV. 上のやや右にある看板。

「〜rite」と書かれている看板。実際は「FAVEUR」。
茶色に緑のデザインだけでここだと判断したので、あまり確信はないのですが。
この看板のついている建物もまったく違うものですし。



残念ながら、私にわかったのはここまで。
右手前の建物など未だにわからない部分もあります。
お店の移り変わりはわりと早いですし、同じ店でも外観が変わっているものもあります。
場所が場所だけに、過去を知る術もあまりありません。本屋さんのようにはいきません。

以上、挙げた建物をまとめるとこんな配置に。


一風景を描いたように見えて、実は街の広範囲を凝縮した1枚となっているんですね。
特に意味のないただのラブホ街なのにw



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さて、せっかくなので。
この間タイムリーに科学ADV第4弾CHAOS;CHILDに関する公式ポロリがあったので、少し触れたいと思います。

知りたくない人はここまで。
見たい人はスクロールを。

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CHAOS;CHILD発売が近づきつつあり、Twitterの科学アドベンチャーシリーズ公式さんが
ちょいちょいポロリしてくれていますが、その中の一つをまずご覧下さい。

乃々が「いかがわしいホテル」と拓留を非難しているようですが、
渋谷を知っている人間にとってはそんな台詞がなくてもここがラブホだと一目瞭然だと思います。
ここはさっきの


であり、つまり



ここ、CHAOS;HEADで既に登場している場所でもある。

同じモデルを違う場所として登場させるなんて、妄想科学はムチャなことするなあ……でもそんな所が私は好きです。

バリケードテープを張っているところを見ると、“ニュージェネレーションの狂気の再来”の現場のようですね。
各方面の記事に載っている「ラブホテルの天井から吊られ、回っている死体。」というのがこれでしょう。
事件名は、まだPVでしか出ていなかったと思いますが「回転DEAD」。

つまり、「回転ベッド⇒回転DEAD」ということなんですね。

……誰が上手いこと言えとwww
しかも回転ベッドは禁止になってからここ数十年廃れていると聞くのだが……


ということでCHAOS;CHILDの続報が楽しみですね!

2014年3月30日日曜日

Roft

こずぴぃこと梢がお気に入りの場所、Roft。
あえて説明する必要もないでしょうが、モデルは西武のLoftです。
梢にとっては重要な場所であり、LCC梢ルートの最終地点でもありますね。

とはいえ、渋谷の街にあるただの店の一つ。……にしては実はけっこうCGが多いんですよねw
物語の進行に合わせてそれらを見てきたいと思います。

その前に一つ残念な注意点が。
このLoft、2012年9月に改装されています。
私は間に合わなかったので、改装後に位置を確認できた写真のみとなります。

渋谷という地は本当に斜面だらけで、このLoft入り口もかなり傾斜があります。
それに伴って入り口が地下1階と地上1階にあり独特。

上の明るいところが地上入口。したの暗いところが地下入口。

外観。ほぼそのままですね。

Loftといえば黄色に黒を乗せるのがイメージカラーだと思いますが、
改装してからは黒の方がメインの落ち着いた色に変わっています。

梢が拓巳を案内してエスカレーターに乗ります。
Loftさんのフロアマップをお借りして、黄色い印をつけてみました。

地下1階です。これから二人はエスカレーターを上がって行きますが、
このCGの場所、実際には1階から地下1階への下りエスカレーターです。

ちなみに上りエスカレーターはこんな様子。微妙な違いがおわかり頂けるだろうか。

次、拓巳と話している流れで梢がディソードを取り出すところ。

人に見えないからってこんな所でそんなでかいもの振り回さないでほしいなあ。
5階の上りエスカレーター前。左右反転です。


ここから階段に移動します。

というか人気のないところに行きたいなら最初から階段で上れよと思ったんですが。

壁の模様までまんまですね。もうここに座っているこずぴぃの姿が見えてきそうです。
ただし、6/5の文字表示がないのですが……

これについては、いつも大変お世話になっている方に情報提供いただきました。ありがとうございます。
Loftには西武百貨店B館に繋がる通路が4階と5階の間にあるのですが、ここの文字の雰囲気が一致。

ちなみに6階が最上階なのですが、こんな途切れ方をしています。
なんでこんな中途半端な切り方したんだろうw


最後にもう一つ。
Roftに入る前、拓巳がO-FRONTを見上げているとぶつかってきた3人のDQNに絡まれてフルボッコにされるシーン。
気がついた時にはDQNは倒れており、何故か梢がいるという。

その場所、手がかりがO-FRONTの近くということしかありませんが
梢が近くにいたというところに着目してLoft付近を探したら、ありました。

CGに書いてあるようなGod's judgementとかは残念ながら見当たりませんでした。

場所はここ。


2014年現在では再開発でいろいろな所が変わり始めている渋谷の中でも、ここはしばらく安泰なのではないかと思います。
こずぴぃクラスタは安心ですね。
そんな人はついでに尾道にも行ってみたらいいんじゃないかと思うよ…!

2014年3月29日土曜日

松濤公園

前記事に引き続き公園の話でも。

拓巳が登下校の時に通ったり朝ご飯を食べたりする公園です。
拓巳の言うとおり、渋谷の喧騒からかけ離れた憩いの場です。
渋谷のオアシスです。
センター街あたりに疲れた人は立ち寄ってみてください。



優愛にとっては重要な場所ですね。
優愛の怖ろしい正体が判明したところで体験版が終わったり、
らぶChu☆Chu!の最重要地点でもあります。

CG改変はほとんどありません。

公園の入口の方をぐるりと見回す時のCGでは、
入口向きのものと池向きのものが無理やりくっつけた感じになっているのが
唯一現実との違いですかね。

残念なのは、私が訪れた時には池の中の東屋?がなくなっていたことです。
このとおり、脚のみ残っている状況。
この公園、元は茶園だったそうで。この東屋らしきものはお茶の席だったのでしょうか。
実はこの公園、けっこうな歴史があるんですよね。

ゲーム中でも印象的な水車は現役で、快晴の日に回っているのを見ることができました。

池には鯉や鴨や亀がいてにぎやかです。

これまでは見たことがなかったのですが、
2014年3月に訪れた時には鳩もたくさん群れていました。
鳩以外の鳥も。名前はわからない。
拓巳のお決まりのベンチに座っていたら、ものすごい勢いで私のそばを横切りました。

池の周囲にはいくつもベンチがあります。拓巳いつものところから水車小屋を隔てた反対側にも。
池の向こうに優愛の幻を見るシーンがありますね。ここにも実際にベンチがあります。
遠くに小さく見える程度なのですが、わかるでしょうか。
向こう側から見た様子も並べておきます。
ゲームでは伝わらないんですがけっこう広いんですよね。

作中では全く触れられませんが、実は池の手前に遊具があります。
駅方面から来た場合には先にこの遊具広場、そして奥に池があるという配置になっています。

入口から。
昼間に行くとだいたい子供らがわいわい遊んでおります。和みます。

ベンチはちょっと形が違ったり。


さて、最初に書きましたが、ここは拓巳が登校時に通る場所ですよね。
作中で拓巳は「ここを斜めに横切ると、ほんの1分くらいだけどショートカットになるんだ。」 と言ってるわけなんですが。

Googleマップさんで松濤公園を囲ってみました。

松濤公園には正面入口の他に出入口が2ヵ所あるのですが、
全部東側にあるので、どうやったって斜めには横切れない。

仮に学校のある北側の出入口を使ったショートカットだったとしても、
実はここはけっこうな上り階段になっているので、なかなか体力を使います。


公園の周囲はかなり角度のある坂になっているので、
南側と北側ではすごい高低差があります。

水平にして撮った写真。公園横の道はこれくらいの坂になっています。

というわけで、あいかわらず拓巳のベースの位置は謎ですね……。


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2014.4.22 追記

とても大事な、そして残念なお知らせがありますのでその話を。
2014年4月21日に訪れたのですが、その前に訪れた3月22日には当然のようにあったベンチが取り外されていました。
ここの他にも2ヵ所なくなった形跡がありました。
この場所にこんな変化があるとは全く予想していなかったのでとってもショックだったのですが、仕方ありません。

この世のすべてのものは変化します。時間は有限です。
ここに限ったことではないですが、興味のある人は可能な限り早く訪れておくことをお勧めします。



以上、追記でした。


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2014.7.20 追記

再び見に行きました。
前回は完全に姿を消していた3つのベンチが、新しくなって帰ってきたようです。



とはいえ、以前からあったものがそのまま戻ってきたのではなく、新品のものと交換になったようです。
以前からある古いものと並んでいる所があるのでその様子を。



見るからに色が違うのがおわかりいただけるだろうか。
もしかするとただペンキを塗り直しただけかも……とも思ったのですが、



このように、角の部分も削れて丸くなったりしておらず、しっかりと角になってました。

というわけで、再び拓巳と同じ場所から公園を見ることはできるようになったものの、そのベンチ自体は拓巳の座っていたものではない、という少し悔しい結果になりました。

以上、追記でした。